第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝・清水エスパルス戦


ついに頂点に立つ日が来た。
12月31日は仕事があり、しかも夜勤の為に開門に間に合わなかった。
京都駅8:32発ののぞみで東上する。
国立競技場到着は11:30だった。
場内は既に満員状態で、警備員が「場内満席の為14番ゲートにお進み下さい。」って言ってたけど無視してた。
だって、14番ゲートって南側でアウェイだもん。「誰が行くか」って事で、試合開始まで通路で過ごす。
が、寒さと2時間30分ばかり立ちっぱなしで、足が棒になった。
到着時、場内では第27回全日本女子サッカー選手権大会勝戦が行われていた。
日テレベレーザ−TASAKIペルーレFCの一戦。
前半終わって1−0でベレーザリードでハーフタイムだった。
後半を観ていたが、女子でも凄い試合をするもんだと感心してた。
ペルーレは、ベレーザの執拗の攻めに、ファールを数回流される場面があった。
ファール取られてたら共にPKだった。2点損した感じだった。
ベレーザに全く歯が立たなかった。
終わってみれば4−1でベレーザが圧勝。優勝を飾った。
今年のLリーグ、打倒ベレーザで頑張ってほしいTASAKIペルーレFCだった(でも、レッズレディースには妥協してね)。

清水のビジュアルから始まったが、清水のデカユニ波打ってるように見えてかっこ悪かった。
こちらも負けじとコールを送る。場内コールが響き渡り圧倒した。

スタメン
GK:都築
DF:坪井・堀之内・細貝
MF:山田(C)・酒井・アレックス・ポンテ・長谷部
FW:マリッチ・岡野
サブ:山岸・南・赤星・永井・横山


試合前のウォーミングアップ

14:02キックオフ。
前半、清水の戦法がいつもと違うように感じた。選手も戸惑ってるかな?とも思った。
39分にアレックスのクロスを堀之内がヘッドで決めて先制。
「ほり・のうち」コールがこだまするゴール裏。
細貝への執拗の攻めは、ブーイングへと変わった。
倒されても守った細貝は賞賛に値する。
清水がいつものプレースタイルが見えてきたのは後半に入ってから。
これで選手は闘いやすくなったはずだ。
73分に繋ぎ繋いだボールをポンテのクロスをマリッチが決め、2点目をGET。
マリッチは5試合連続6得点目。ダントツの得点王だ。
マリッチ」コールが響き渡る。
清水の平松が2回目の警告で退場となってからは、清水は終わった。
試合終了のホイッスルと同時に、ゴール裏・メインスタンド・バックスタンドのレッズサポーターが歓喜に沸きあがった。
Jリーグになってから13年、ファイナル進出がどれほど難しいかが嫌というほどわかった。
後一歩のところで決勝進出をのがした2004年の準決勝・磐田戦。
決勝進出どころか優勝までしてしまった、レッズイレブンに「有難う」・「おめでとう」と称えたい。

得点の度に、前後左右の見知らぬ人とのハイタッチに感動した。
全く知らない人なのに、自然と手が出てしまう。
サポーターが一体となった瞬間でもあるだろう。

この試合で契約期間が満了となるマリッチ選手を称える「マリッチ」コールが国立競技場にこだました。


表彰式


ヴィクトリーラン

表彰式を終え、場内ヴィクトリーランへと移る中でも、マリッチコールはやまない。
選手が引き上げても「マリッチ」コールを続けたサポーター。
幾度となく繰り返された「マリッチ」コール。


マリッチコールに応えるマリッチ選手

それに応えて出てきてくれたマリッチにも「マリッチ」コールを浴びせる。
この日を最後に母国に帰るマリッチ選手のことは忘れることはないだろう。
こんな選手が浦和を去るのは勿体無い。マリッチの残留を強く願う。
試合が終わってから1時間はコールがやまなかった。
最後に「We are Diamonds」を歌って締めた。

日本一の栄冠に輝いた浦和レッズイレブンに感謝したい。
我々サポーターに感動を与えてくれて有難う。

この優勝で2007年度のアジアチャンピオンズリーグの切符をGETした。
来年はアジアが待っている。

2月25日には、去年のJリーグ覇者・ガンバ大阪との「ゼロックススーパーカップ」が行われる。
これにより、スーパーカップ→Jリーグ開幕戦と2週連続でガンバ戦を迎える。

元日早々に願いが叶った。今年はいい年になりそうだ。

22:50の夜行高速バスで帰阪する。